不眠日記

寝れない夜に書く日記

12/3 Sun

久しぶりに寝れない。

外山恒一

昨日は寮祭の企画で外山恒一トークライブをしていた。例の政見放送しか見たことがなかったので、真面目な話をしている外山さんとのギャップに驚いた。よく通る落ち着いた声で、わかりやすく話してくれていた。いい話を聞けてよかった。外山恒一の本を読んでみようという気持ちになった。

トークライブのあとの懇親会に少しだけ出席した。ホリィさんとお話できたので良かった。同志社で学生自治団体やってるって人がいたので話を聞いてみたかったけど、外山さんの話を集中して聞いている様子だったので話しかけるのをやめた。

やっぱりあの界隈は独特だと感じた。熊野寮よりは吉田寮に雰囲気が近い気がする。やっぱり、熊野寮生は人数が多いこともあり、一般社会とそう変わらんのやなと思った。

熊野寮関連のWebでの活動

熊野寮関連のWebサイトやサービスを作ったり、ブログを書いたりすることが最近多かった。熊野寮の(界隈での)ブランド力みたいなのは一定あるなーと感じた。アクセス数とかが普段作るものとは段違いだった。

特に、「熊野寮生だけど質問ある?」に関しては、当初はあんなに質問が来ると思ってなかったので雑な作りをしており、ページの読み込みが重くなってしまっている。ほんとはこの土日でいい感じにする予定だったのだけど、トークライブと同釜会のせいで完全に予定が狂ってしまった。日曜だけで終わるかなあ。

シェアハウス化する熊野寮

シェアハウス化というか、ギークハウス界隈化というか、そういう感じ。

実は熊野寮っていうのは、ギークハウスに集まってくるような社会不適合者っていうのは多くない。というか、社会不適合者の絶対数は多くても、多数派の社会適合者の寮生に紛れてしまっていて、表舞台には出てこない。

熊野寮はどちらかというと、社会適合者だった人間が入寮して「身を持ち崩し」、こういうのもいいなあってなる場所だと思う。初めから熊野寮に救いを求めてくる人間というのは多くないし、そういう人間は逆に寮の中でもうまく行かないことが多い。そういう人間の中の一定数は、中核派の人に構ってもらううちに仲良くなって入党することになったりする。

こういうのが熊野寮の現状なんだけど、「熊野寮生だけど質問ある?」に来てる質問とかを見ていると、熊野寮に救いがあると勘違いしている人間が一定数いる気がしている。というかあのサイトがその種の勘違いを促進している気がしていて、当初の「熊野寮への偏見を解消したい」という目的からすると残念ではある。

で、問題なのは、今後そういう文脈で熊野寮にやってくる人間が増えるのではないかということだ。

今までだってそういう人間がやってくることはあったのだけど、割合としてはごく少ないものだった。多くの学生は、経済的な理由とか、雰囲気に惹かれて入寮してくる。学生に対する福祉施設である熊野寮の存在意義からしても、経済的理由が一番優先されるべきだ。

熊野寮に救いを求めてやってくる人間が増えてくると、経済的な理由で入寮してくる人間との間での摩擦が起きるだろう。社会不適合者を抱えてコミュニティを運営するのは至難の業だ。そうなったときに、入寮要件として「メンがヘラってないこと」をぶっ込んで解決するのか、それとも来るもの拒まずでうまくやっていく方法を模索するのか。この辺りが今後の自治会の課題になっていくんじゃないかというがしている