不眠日記

寝れない夜に書く日記

04/02 Thu

一生仕事とゲームだけして終わるお前の人生になっとる。なんと仕事もゲームのサーバー作りなので、一生ゲームだけして終わるお前の人生なんだなこれが。在宅勤務を終えたあとに疲れてゲームすらやる気にならない時間に、そのような人生に対する虚無を感じる。しかし、これは自分がかつて望んだ人生そのものではないだろうか。

ゆるく楽しく働ける会社に入って人生を充実させるということを僕は望んでいるのだろうか、という問がある。つまり、9時5時で働いて同僚と飲みに行って、休日はレジャーを楽しみ、結婚して子供を設けて子育てをする、という人生を僕は望んでいるだろうか。実のところ、僕はそういう生活を心から望んだことはなくて、激しく働きスキルを磨くという人生以外のことを真面目に考えたことがなかったし、想像がつかない。

ブログに書くことが仕事しかない、とつぶやいたら心無い人から「つまんない大人になったな」と返されて泣いたのですが、では果たして「つまらなくない大人」とはなんだろうかと考えると、これは難しい問題で、つまるところ「普通ではない大人」なんじゃないかと思う。

普通ではない、の実装方法はいくつもあって、例えば世界を放浪するとか、博士課程に進学してみるとか、趣味で身を立ててみたりとか、逆に仕事にものすごく邁進するのも昨今では実は珍しかったりするんじゃないか*1

ただ、そういうある種の「外面」とは違うところに虚無感を打開する方法があるのではないかという気もしていて、例えばレジャーを楽しむみたいなのも(それが「外面」を気にした行動ではなく、それ自体を楽しむために行っているという前提のもので)一つだと思うし、その意味で行くと仕事にものすごく邁進するというのも(それ自体を楽しむためにやるという前提のもとで)一つだと思う。

書けば書くほど「普通の大人」だなという気がしてきた。「普通の大人道」に邁進したほうがいっそ潔い。

*1:と思ったが、「起業」とかは「ものすごく仕事する人」の一形態という感じがする