不眠日記

寝れない夜に書く日記

3/14 Wed

就活のこと

僕の就職活動は終わりを迎えようとしている。

半分圧迫面接みたいな厳しい面接を受けて(落ちて)メンタルがアレしたり、絶対受かると思ってたところに落とされたり、試験期間から3月上旬ぐらいまで忙しすぎて精神科に行く羽目になったりしたけど私は元気だし、就職先も見つかりそうです。

結局、いわゆる”就活”、つまりリクスーを着て合同説明会に行って、メモを取りつつ首を縦に振りまくったり、エントリーシートを大量に書いたり、フェルミ推定を無暗にさせられたり、「あなたを動物に例えると何ですか?」のようなクソ質問を投げつけられたり、グループワークで頭の悪い学生との議論をどうにかして進めたり、というようなことを全く経験すること無く就職活動は終わりを迎えた。

それは僕が望んでいたことではあったが、エンジニア以外の後輩に就活についてアドバイスをすることはできないことになったし、そうした「社会人への第一歩」的なイニシエーションを通過せずに社会人になることに一抹の不安を覚えないでもない。入社後の研修を震えて待っている。

 

www.youtube.com一般的な就活のイメージ

自分のキャリアのこと

自分のキャリアについて最近思うことは、自分は激しい働き方を望んでいるのだろうか、ということである。

就職活動を開始した当初は面談のたびに、技術を磨きたい、高いスキルを持つ技術者になりたい、と繰り返し喋っていたし、それはその時点では僕の本心であり、現時点でもそう思っている。

ところが、上にも書いたように、忙しく活動した結果として自分の精神の調子が崩れてしまったという出来事があり、この出来事は自分が「激しく働く」ということに関する自信を失わせてしまった。つまり、たくさん仕事をして技術を磨くということに、僕は耐えられるのだろうか、それを望んでいるのだろうかという点について疑問を感じるようになってしまったのである。

一方で、ゆるく楽しく働ける会社に入って人生を充実させるということを僕は望んでいるのだろうか、という問がある。つまり、9時5時で働いて同僚と飲みに行って、休日はレジャーを楽しみ、結婚して子供を設けて子育てをする、という人生を僕は望んでいるだろうか。実のところ、僕はそういう生活を心から望んだことはなくて、激しく働きスキルを磨くという人生以外のことを真面目に考えたことがなかったし、想像がつかない。

このことから、激しく働いてスキルを磨ける企業に入社するのが、あるいはそのような人生を送るのが良いのか、ゆるゆる楽しく働ける企業に入社するのが、あるいはそのような人生を送るのが良いのか、という悩みが生じているのである。

贅沢な悩みであることも、些末な悩みであることも自覚している。

 

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人生を楽しんでみるために行った散歩で立ち寄った哲学の道