不眠日記

寝れない夜に書く日記

カウンセリングを受けた

会社にカウンセリング制度があることを発見したので受けてみた。

自身の悩みを相談したところ、カウンセラーの方に以下の2つの話をしていただいた。

  • トラウマ
    • 幼少期など無力な状況において、自身では解決できない状況に陥った経験が、心に強く残ってしまうことがある。
    • 今、大人になって、理性では同様の状況に陥っても自身で対処できる状態にあるということがわかっていたとしても、無意識のうちに過去の経験からそのような状況にならないように過剰に反応してしまうことがある。
    • その経験自体は覚えていないこともある。
    • 物事に対する自身の身体反応に「耳を澄ませる」ことにより、どのような物事に対して自身が過剰に反応するかを知ることができ、無意識的な反応を意識することができるようになる。
    • それを続けていると、その過剰な反応を生み出した経験を思い出すことがある。
    • その時の記憶を思い出し、当時のどうにもならなかった記憶に対して現在の視点から介入することを想像することで、過剰な反応が収まることがある。
  • 境界
    • 個々の人間には「境界」がある
    • 「境界」の中の物事については、自身で対処しなければならない
    • ある人間が、他の人間の「境界」の内部に踏み込むことは、少なくとも推奨されることではない
    • 「境界」の内部にいる他の人間を変容させることは、基本的には出来ないか難しい

...というような話をされた(細かいところは覚えてない)。

どちらもなにかの本で読んだことがある話だったけど、自身の状況に当てはめてみることで「なるほど!」と妙に納得する感覚があった。一時間程度のカウンセリングだったがとても役に立ったと思うし、知的な興奮を強く感じた(要は面白かったということです)。

カウンセリングが終了するタイミングで、社外のセラピスト?カウンセラー?を紹介して、更に継続的に種々の問題に対する訓練?をすることも可能だがどうするか、と聞かれたがひとまず断った。今回のカウンセリングを踏まえてもやはり対処できないなと感じるようになったら、また相談しようと思う。