これは Kumano dorm. Advent Calendar 2019 の2日目の記事です。
同釜会に参加してきました。同釜会とは平たく言うと熊野寮の同窓会です。熊野寮の食堂にOBOGが集結してコンパをします。OBOG同士の交流や、現役寮生との交流が主たる目的とされているようです。現役寮生のときの私にとっての同釜会は、よく知らん年重の人が大量にやってきて、談話室が占拠されるという最悪のイベントでした。私がOBとして同釜会に参加するのは今年が初めてでしたが、例年のOBと全く同じことをしてしまいました。最悪を作ったOBの一人として謝罪します。
ともかく同釜会は熊野寮のOBOGが集結するイベントです。ここ数年で寮を卒業したばかりの人間は特に集結しがちなようです。そしてここ数年で寮を卒業して社会に出た熊野寮生の傾向として、なぜか(必然かもしれませんが)IT技術者として仕事をしている人が結構多いです。そういうわけで同釜会にはIT技術者をやっている人がぽろぽろといて、情報交換みたいなことをやったりしていました。
特に、在寮中に仲が良かった先輩がソシャゲのサーバーのインフラエンジニアになっており、かなり話がはずみました。互いの会社で共通して使っている技術の話をしたり、逆にウチではこうやってますよみたいなことをを教え合ったりしました。あとは、最近脱サラしてプログラミングスクールに2ヶ月ぐらい通ってプログラマとして転職した人というのがいて*1、その人のキャリアパス(?)についての相談に乗ったりしました。*2普段あんまり発話しないくせに、大きな声で(同釜会の会場はうるさいので声を張らないと会話ができない)喋りまくったので、喉とこめかみの筋肉がやられました。
コンパが終わったあとは、しこたま酒を飲んだことにより眠剤を飲めず、睡眠環境が劣悪(うるさいし狭い)なこともあって、ほぼ徹夜みたいな状態で夜を明かしました。*3その後昼飯を近所のカレー屋で取り、昼から開いてる銭湯に浸かって、新幹線に乗って駅弁を食べてちょっと寝て、家についたのが大体18時ぐらいでした。
しんどいところもあったんですが、非日常感というか懐かしさみたいなのを感じることができたとても楽しいイベントでした。現役熊野寮生の皆さん、同釜会の企画をやってくださったOBOGの皆さん、ありがとうございました。*4
余談ですが、熊野寮祭のWebサイトが進化していて感動したのでここに書いておきます。
僕が入寮したころから、熊野寮祭の企画をまとめた「熊野寮祭パンフレット」という物理冊子が毎年制作されており、その元データとなるPDFファイルがインターネット上で公開されていました。しかし、PDFファイルは特にスマホ上で見ることが難しく、企画内容をSNSなどで共有するのに適さないという欠点がありました。これを解決するために僕が作った寮祭Webサイトが以下のリンクです。
企画の一覧CSVファイルからWebページを生成するスクリプトをHaskellで書き、そこに流し込むCSVファイルを寮祭実行委員の人に用意してもらって、このWebサイトを生成しました*5。企画ごとにURLが存在しており、SNSでリンクを共有することができるようになっています。
スクリーンショットを貼っておきます:
これだけでもPDFを配布するだけの時代よりはかなりマシにはなっているのですが、デザインなどはかなり簡素になっていますし、例えばOGPとかは設定されていないので、Twitterにリンクを貼っても展開されません。
で、今年の寮祭WebサイトのURLは以下です。
これを見てもらうとわかるのですが、かなりいい感じになっています。例えば企画一覧のページは次のスクリーンショットのようになっています。
画像の一覧が表示されることでわかりやすくなっていてすごい。それ以外にも、企画の説明の横にツイートボタンがついていて、ボタンポチーで企画をシェアーできるようになっていたり、OGPがちゃんと設定されていたりしてすごい。作ったものが継承されていて、かつ進化していることに感動した話でした。
*1:脱サラとは...
*2:新卒一年目の僕がキャリアパスについて相談乗るってどういうことなのと思ったし、僕が言ったことをありがたがって聞くというのもどうなんやという感想になりました。でもたぶん身近に相談に乗ってくれる人いねえんだろうなあとも思う。
*3:朝早く起きすぎると夜になると疲れてしまって活動できなくなるが、それはそれとして寝れるわけではないので無の時間を過ごすことになるの本当にやめたい。
*4:こういうことを書くのはなんでなんだろうなと昔から不思議だったんですが、こういうのを書かないと文章の締めがなくて不安になるからなんだなということが自分で文章を書いていてわかった
*5:興味がある人は GitHub - kumano-dormitory/ryosai-jekyll を見てみてください